素人手工制作は中国国内でどう紹介、評価されているのでしょうか?気になるところですね。
中国のWEB情報誌「Nicely Made in China」は中国で良品質、良サービス、デザイン、生活スタイル提案にこだわっている企業を取り上げ紹介しています。
その「NMiC」誌で2010年10月の記事で素人手工制作が取り上げられています。
カナダのテレビ局CBC駐在記者との共同取材です。
『海外ではまだ知られていないが、既に長年高品質の革製品を作り続けている会社がある。その会社は名称も特別なもので“素人”というのだ。』
というたいへん興味を引く出だしではじまります。
以下、記事のインタヴューからいくつか興味深い内容を紹介しましょう。
Q:素人皮具創業の経緯は?
A:私(毛書虹社長)と主人(楊宝光総監)は学生時代に絵画を学びました。そのころから主人は設計と制作に興味があり、二人で工房を始めようと決めました。1993年に素人皮具を創業し3人の職人を雇用して始めました。
Q:原料の皮革はどこから仕入れていますか?
A:イタリア、スペイン、オーストラリア、台湾、韓国、そして中国のものを使っています。
Q:毎年いくつくらいの新作を出していますか?
A:バッグ類では毎年大体20作くらいです。
Q:デザインや設計のアイデアはどのように着想するのですか?
A:私(楊総監)は車が好きで、車の形から、妻(毛社長)は天然石を集めるのが好きなので、石の形などからアイデアをもらったりします。
Q:主なお客様は誰ですか?
A:芸術家やデザイナーが多いです。毎年買いに来ていただいています。最近は都市の若い会社勤めの方も増えています。
また、一つのバッグを設計し製品化するのに3か月苦心するということもかたられています。
中国語ですが、この記事のサイトを全文ご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
⇒